経営・仕事
世界標準の経営理論
入山 章栄
企業や組織の出来事を、どんな理論で理解できるのか。経済学、心理学、社会学に根ざした経営理論を横断し、人や組織を考えるための視点を学ぶ。
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- ダイヤモンド社
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購入したのはいいもの、800P超えという辞書のような厚さに何度も挫折してた本書。 昨年末から毎日少しずつ読みつづけようやく終わった。
SWOTやSTPといった戦術の本ではなく、 思考の軸となる「理論」を事細かに記述している本だ。 大きく経済学、心理学、社会学と3つの大分類で30の理論が紹介され、思考の手段としてどのようにつかっていくべきかが書かれてる。
本書を読む前は経営学は経済学に近い、非常にロジカルなイメージがあったんだけど、そうではなく心理学や社会学をベースとした「人とはなにか?」にフォーカスした理論も多々あった。 そして、理論は答えではなく手段。 多く知っておくことで様々な事象に対して分析する便利な軸になる。
例えるなら 「尊敬するA先輩ならこう考えるかも」も思考の軸といえる。 そして、長年経営学のトッププレイヤー達が磨き上げてきた30の軸を頭にインストールし状況に応じて切り替えることができるになれば、多くの課題解決に役立つと感じた。 とはいえ60万字の本書。
口語で読みやすいとはいえ、一度読んだくらいじゃ身につくはずもない。 これからの仕事や日常で思い出し、使い、読み返して一つでも多く身につけたい。
公開目次に基づく構成の要約(章・主な小項目)
- 導入 経営理論の役割
- 第1部経済学
- 1 産業構造
- 2 戦略の枠組み
- 3 企業の資源
- 4 競争の型
- 5 情報の非対称性
- 6 代理人の問題
- 7 取引費用
- 8–9 ゲームと信頼
- 10 不確実性と選択
- 第2部組織の心理
- 11 企業行動
- 12–13 知の探索と深化
- 14 組織記憶
- 15 知識創造
- 16 進化する習慣
- 17 変化する能力
- 第3部個人の心理
- 18 指導力
- 19 動機
- 20 認知の偏り
- 21 判断
- 22 感情
- 23 意味づけ
- 第4部社会的な関係
- 24 関係への埋め込み
- 25 弱い紐帯
- 26 関係の隙間
- 27 社会関係資本
- 28 制度
- 29 資源依存
- 30 組織の生態
- 31 生態からの進化
- 32 競争と共進化
- 第5部理論の応用
- 33 戦略と革新
- 34 組織行動と人事
- 35 統治
- 36 国際経営
- 37 起業
- 38 組織の形
- 39 事業と理論
- 第6部理論の構築と検証
- 40 理論の作り方
- 41 実証分析
- 終章 思考を広げる視点
- 読者への結び
出典:書籍情報 ↗
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