ホームページの維持費は、会社によって金額も含まれる作業も違います。月額だけを比べると判断しにくいので、まず中身を分けて考えます。

必ず必要なのは、サーバーとドメイン

サーバーはサイトのデータを置く場所、ドメインはURLです。自社で直接契約すれば、比較的小さな費用で維持できます。ただし更新案内の確認や支払い、障害時の対応も自社で行います。

自社管理

費用を抑えやすい反面、契約と技術対応の担当を決めておく必要があります。

制作会社に依頼

契約管理やトラブルの窓口をまとめられます。対応範囲は事前に確認します。

WordPressは、更新しない方が危ない

WordPress本体やプラグインには更新があります。何でもすぐ更新すればよいわけではなく、バックアップを取り、表示やフォームを確認しながら進めます。更新を何年も止めると、セキュリティと互換性の問題が大きくなります。

「管理費」に何が含まれるかを聞く

バックアップ、ソフトウェア更新、軽微な文字修正、障害対応、アクセス解析。どこまで含むかで料金は変わります。「月額3,000円」と書かれていても、作業のたびに別料金なら総額は違います。逆に、ほとんど更新しないサイトなら、手厚いプランが過剰な場合もあります。

公開後の更新費も見込んでおく

会社情報、採用条件、料金、実績は変わります。サイトを正しい状態に保つための原稿作成や写真撮影も運用費の一部です。制作時に年間の更新回数を想定しておくと、公開後に予算が止まりにくくなります。

ZOOTRIPPERでは、管理だけ、更新作業込み、記事企画まで含む運用など、必要な範囲を分けて見積もります。

費用を比べるときの確認項目

見積書では「保守管理一式」とまとめられることがあります。契約前に、バックアップの頻度、復元作業の費用、WordPress更新後の表示確認、フォームの送信確認、軽微な修正の範囲を聞いておくと安心です。何か起きたときの連絡先と、対応時間の目安も確認します。

月額管理と、その都度依頼する方法

更新が少ない小規模サイトでは、サーバーとドメインを自社契約し、問題が起きたときだけ依頼する方法もあります。ただし緊急対応は割高になりやすく、普段から状態を見ていない制作者は原因確認に時間がかかります。月額管理は、毎月作業が発生する料金というより、定期確認と相談窓口を維持する料金を含みます。

更新作業はどこから別料金になるか

誤字の修正と、新しいページの追加では作業量が違います。写真の加工、原稿作成、レイアウト変更まで管理費に含む会社は多くありません。「軽微な修正」の例を二、三個示してもらうと、公開後の認識違いを防げます。

安く保つために、制作時にできること

使わないプラグインを増やさない、更新する箇所を限定する、契約名義を整理する、担当者向けの操作資料を残す。複雑な仕組みを入れすぎないことが、長期の維持費を抑えます。初期費用だけでなく、5年使った場合の総額で考えると、選ぶべき構成が変わることがあります。