ロゴ、色、書体を揃えると会社らしい見た目はつくれます。ただ、問い合わせへの返事や実際のサービスが違えば、その印象は長続きしません。
先に揃えるのは、判断の基準
何を約束し、何は約束しないか。どんなお客様と仕事をしたいか。迷ったときに何を優先するか。これが言葉になると、サイトの文章や写真を選ぶ基準もできます。
サイトは、会社の振る舞いを見える形にする
丁寧さを掲げるなら、説明や問い合わせフォームも丁寧である必要があります。親しみやすさを掲げるなら、実際の人の声が見えた方がよい。デザインは、すでにある振る舞いを整理して見せます。
ブランドは制作会社が外から貼るものではありません。会社の中にある判断を、社外の人にも分かる形にする仕事です。
一貫性は、同じ見た目を繰り返すことではない
採用ページと商品ページでは伝える相手が違い、表現も変わります。それでも根底の約束や言葉づかいが同じなら、会社としての一貫性は保てます。
ブランドの更新
会社が変われば、過去に決めた表現が合わなくなることもあります。守るべき核と、今の事業に合わせて変える部分を分け、ブランドを固定物にしません。
サイト制作を、社内整理の時間にする
ブランドや組織の話は抽象的になりやすいため、制作では具体的な出来事から始めます。最近お客様に喜ばれた対応、受注を断った理由、新人へ必ず教えること。そこから会社が実際に守っている基準を探します。
経営者の言葉だけで原稿を決めず、可能であれば現場の社員にも話を聞きます。同じ会社でも、立場によって見えている強みが違います。食い違いは問題ではなく、まだ共有されていない知識を見つける手がかりです。
公開後に社内で使われているか
完成したサイトを営業、採用、社員教育でも使えるか確認します。新しい社員が読んで仕事の全体像を理解できる、採用担当が同じ説明を繰り返さずに済む、営業が実績URLを送れる。社外向けのサイトが社内でも使われると、更新する理由が生まれ、情報が古くなりにくくなります。
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