ZOOTRIPPERの強みを一言で説明するのは、実はあまり得意ではありません。案件によって組む人も、必要な技術も変わるからです。ただ、どの仕事でも変わらないことがあります。最初に、会社の話をよく聞くことです。
いきなりデザインの話をしない
相談の場では、希望する色やページ数より先に、なぜ今サイトを見直したいのかを聞きます。問い合わせを増やしたいのか、採用で困っているのか、今の会社像とサイトがずれてきたのか。同じ「リニューアル」でも、理由が違えばつくるものは変わります。
話を聞いた結果、全面改修ではなく、文章や写真の入れ替えだけを提案することもあります。つくること自体が目的にならないようにしたいからです。
会社の中では普通のことを拾う
長く続く会社ほど、自分たちの良さをうまく説明できないことがあります。丁寧な対応も、細かな工夫も、本人たちには日常だからです。打ち合わせでは、実績だけでなく、お客様とのやり取りや仕事中の判断まで聞きます。そこに、その会社らしさが出ます。
格好のよい言葉を足すより、すでに社内にある言葉を見つける。
必要な人と、小さなチームを組む
ZOOTRIPPERは大きな制作会社ではありません。案件に合わせて、デザイナー、カメラマン、ライター、エンジニアとチームを組みます。窓口は一つにしながら、必要な部分はその道の専門家に任せる。このサイズ感が、熊本の中小企業の仕事には合っていると考えています。
公開後も相談できる距離で
公開した直後に、すべての答えが出るわけではありません。更新して初めて分かることや、事業の変化に合わせて直すべきこともあります。サイトを納品物として渡して終わるのではなく、困ったときに声をかけられる関係を続けたいと思っています。
相談のときに、実際に確認していること
最初の打ち合わせでは、現在のサイトへの不満だけでなく、会社の売上がどこで生まれているか、どんな依頼が増えると困るかまで聞きます。問い合わせを増やすことが、必ずしも良い結果になるとは限りません。少人数の会社に対応できない相談が大量に来れば、現場が疲弊します。欲しい仕事と受けられる仕事を整理して、サイトが呼び込む相手を決めます。
原稿を「書いてください」で終わらせない
会社側だけで原稿を用意すると、業界では常識の言葉が多くなったり、反対に短すぎて違いが見えなくなったりします。ZOOTRIPPERでは、打ち合わせの録音や資料、過去の実績から材料を拾い、読む人の順番に並べ直します。格好よく言い換えるより、実際の仕事とずれていないことを優先します。
判断の理由を共有する
デザイン案を「好き・嫌い」だけで選ぶと、担当者が変わったときに方針が揺れます。この色は誰にどう見えてほしいから選んだのか、この写真は何を伝えるために置くのか。理由を言葉にして共有し、公開後の更新でも迷いにくい基準を残します。
ZOOTRIPPERが合わないケース
すでに仕様が細部まで決まり、指示どおり短期間で量産することだけが求められる案件は、もっと規模の大きな制作会社が向いていることがあります。反対に、何を載せるべきかから相談したい、自社の良さを一緒に見つけたいという案件では、小さなチームの距離の近さを活かせます。制作会社選びでは、実績の見た目だけでなく、どの段階から関わってほしいかを考えることが大切です。
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